福島県双葉町・特定復興再生拠点区域視察報告
日 時 :2018年12月3日(月) 9:20~12:50
行程・場所:ハワイアンズ⇒双葉町⇒双葉中学校⇒ハワイアンズ
人 数 :バス3台(130名)
経緯・目的:福島原発から北西にあたる双葉町、放射能の汚染により町全体が
現在も封鎖・汚染処理作業中
今回は全国組織の建政研のため、特別な許可により視察可能になった。
原発の被害を五感を感じ、周囲に伝えてもらうことが双葉町の職員の目的
説明 :
高速道路脇に10㎞ごとに放射能数値表示機が設置
双葉町に近づくに連れ携帯していた放射能カウンターが上昇値を記録。怖いと思いました。
・厳しい検問チェック
・双葉町内バスから降り、600m間を徒歩にて視察 双葉町内様子
・3.11の1か月後の地震が主な原因で家が倒壊
・傾く神社
入場禁止のため野ざらし状態
いのししなど動物のフンも多数見受けられる。町民は年に30回(日帰りで)帰宅可能。
・原発事故直後の避難場所
・水が無いのでプールの水を利用。トイレの水もバケツで運んだ。
校舎内の暖房はオイル式ヒーターだったため、灯油ストーブを校舎内で使用できなく非常に寒かった。
3/13にはさらに避難する事になったため校舎内は当時のままの状態になっている。
問 題 点 :汚染処理がまだ進んでいない地区の汚染物を中間処理する場所の確保として新たに東京ドーム
24個分の土地が国に買い上げられ、戻ってくる住民はごく少数の高齢者になった。
汚染処理労働者が急増し、原住民とトラブルも発生したりしてる。
避難先の埼玉で子供や親が埼玉住民からいじめにあう問題。
以上