インド旅行

インド旅行

 

昨年の年末インド旅行に行ってきました。

 

海外旅行先としては上位にランキングされない国を選んだ理由は、

 

①乾季でベストシーズン

 

②自分が好きな世界遺産を多く保有している国

 

③移動時間、食事等の点から歳をとらないうちに行っておくべき国のひとつの3点でした。

 

今回はその中でも観光客に人気のあるインド北部の街ジャイプールを紹介します。

 

日本からインドの玄関口である首都のデリーまでは直行便で約12時間。デリーからは車で

 

5時間弱です。

 

 

 

 

 

旧市街中心部の交差点、信号はなく人が横断する中を車、バイク、オートリクシシャー

 

(三輪タクシー・写真中央の黄色緑色の乗り物) がクラクションを鳴らしながら猛スピードで

 

通り抜けていきます。これはインド各地で見られる光景ですが、よく事故が起こらないものだ

 

と感心しています。

 

 

 

 

 

 

 

ジャイプールのシンボル 「風の宮殿」 1799年に当時のマハラジャが、夫以外に姿を見せて

 

いけない宮廷女性の為に造りました。小窓 (953箇所) を多く設け風通しを良くしたのが名前

 

の由来で奥行きが非常に狭い屏風の様な建物です。

 

女性たちは自ら姿を見られる事なくここから祭りや町並みを眺め楽しみました。

 

 

 

 

歴代マハラジャの住居 「シティパレス」 現在もマハラジャが住んでいますが多くの建物は

 

やはりピンクで統一されています。

 

これは貴賓見の間の壁の無い開放的な造りです。インドは暑い為、宮殿でもこの様な造りが

 

多いです。寒い時は幕で覆うそうです。

 

 

 

 

 

これはマハラジャが船で渡英した祭に、沐浴をする為にガンジスの聖水を入れて運んだ

 

世界最大の銀製の壺で2つあります。高さ160cm、容量900ℓが人がすっぽり入る程の

 

巨大さです。

 

 

 

 

宮殿の建物は砂岩のピンクだけではありません。さすがマハラジャ、贅沢に大理石で造られた

 

ものもいくつかあります。

 

太陽の光に反射して眩しい位です。

 

 

 

 

宮殿内に蛇使い (インドコブラ使い) がいました。発祥はインドですが、最近は野生動物保護法

 

の規制が厳しくコブラの捕獲が不可能となり蛇使いの和が減っているそうです。

 

貴重なものを見ることができましたが写真撮影には勿論チップが必要です。

 

 

 

 

ジャイプール唯一の世界遺産 「ジャンタル・マンタル」 

 

天文学に興味があったマハラジャが造った天文台でシティパレスのすぐ横にあります。

 

巨大な日時計が見えます。

 

 

インドで一般的に食べられているパン (チャパティ) を道端で売る女性。

 

大きなかごに大量に入っていますが全部売り切れるのが心配になります。

 

 

 

 

 

 

ジャイプールの伝統工芸品 「テキスタイル」 (織物、布地)の店。

 

インドっぽい原色を使った色彩が華やかです。

 

牛が街のあちらこちらで見られます。

 

 

 

 

ヒンドゥー教では牛は神聖視されている為非常に大切にされています。人間の生活溶け込ん

 

でおり全く違和感がありません。

 

街の喧騒を抜けるとそこはモ~、牛の天国。すぐ脇をバイクが通ろうが全くお構いなし。

 

ゴミを食べたり、くつろいだり。暗くなれば自分で家に戻るそうです。

 

 

 

 

今度は何と象とすれ違い。象が優先という事なのか、象使いはいますが道路の真ん中を堂々

 

と歩いていきます。車と比べるとその大きさは歴然、ぶつかったら大変です。

 

 

 

 

車をおりてふと上を見ると猿の群れを発見。何か狙っているのでしょうか、これぞ高見の見物。

 

この様にインドでは、身近に色々な動物を見る事ができます。

 

 

 

 

 

 

マハラジャの派手な生活の外で郊外ではテント生活をする人も。インドとはいえ、冬の夕方以降

 

はかなり冷え込み焚き火が必要な程です。日本以上の格差社会の現実を目の当たりにした瞬間

 

でした。

 

厳しい現実もありますが、日本と違った独特の文化が味わえるインドの旅もお勧めです。

 

今後の旅の選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

 

今後も色々な情報をお伝えしていきます。

 

平野