福島現地視察
11月に福島原発事故の現地視察に参加してきました。
今回はいわき市をスタートし、富岡町、樽葉町、広野町を周りいわき市に戻るコースでした。
事故から約3年8ヶ月経った被災地の現状をお伝えします。
除染土が至る所に、シートをかけて放置されたままです。

・富岡町夜ノ森地区
同じ町内でも立ち入り禁止のバリケードで分断された地域。

・夜ノ森地区の桜並木
春には満開になりテレビでも放映されました。「除染中」の黄色いのぼりが見えます。

津波で流され放置されたままの車。

・JR富岡駅
ここではバスを降りて周辺を歩きます。
駅の鉄柱は折れ、荒れ果てたままの状態です。

駅構内は、雑草が伸び放題で線路は見えない程です。
遠方には作業中のクレーンがかず多く見られます。

・富岡駅前の商店街
どこの店舗もひどい状態のままで言葉になりません。

手はつけられず荒れたままで、まるで時間が止まったかの様です。

重い冷蔵庫もこの状態です。津波の威力の凄さを思いしらされます。

崩れた建物の脇に、何台も流されてきた車。

・いわき市久ノ浜地区津波被災地
住宅が並んでいた地域も土台を残して全て流され、見えなかった海が見える状態です。

今回の視察に参加し、約3年8ヶ月経った今も未だに残る津波の爪痕を目の当たりにし
愕然とし、復興はまだまだ遠いと感じました。
少しでも早い街の復興を祈るばかりです。
平野